ご注意!JRでブロンプトンの転がし輪行はできません

画像JRを利用して輪行する場合、JR各社の旅客営業規則に定める無料手回り品扱いとなります。自転車は解体して専用の袋に収納したもの又は折りたたみ式自転車であつて、折りたたんで専用の袋に収納したものが無料扱いです。







事実の経緯



画像四国の某駅で、いつものようにブロに EASYCOVERを被せて改札口を出ようとすると駅員さんに停められ、ちらしを手交されます。JR列車内で自転車に絡む事故が起き、JR各社が4月から輪行の考え方を統一したそうです。自転車の一部(サドル、ハンドル等)が露出している場合は、「完全に収納している」状態ではないと教えてもらいます。また、車体の上から被せるカバータイプは、あくまでカバーで輪行袋ではないとの解釈です。出していたサドルを、中に入れて了解を求めますが、車輪の露出がだめだといわれます。カバーではなく輪行袋に買い換えてくださいといわれます。全国的に買い替えが進んでいるとは初めて聞きました。なお、ちらしを見るとJR四国管内では、雑誌等で紹介されているごみ袋で作る緊急?収納袋は破れやすいと断わられる可能性があります。他のJRでも同様と思います。※<EASYCOVER はブロンプトンとBD-1のカバータイプの専用収納袋です。ダホンではスリップカバーです。転がしての移動(コロコロ)を可能にするため、下部から車輪が出る仕様かと思います。



画像電車を一本、遅らせます。写真のように車輪を隠してもだめでした。下で絞るカバーはあくまで一枚の輪講袋ではないそうです。

※「一枚の袋」は衝突した際、自転車部品が飛び散らないよう?にと、JR四国さんのみの特別な配慮です。








画像後日、岡山駅で自転車(手回り品)の案内がある旨、見に行きます。JR東日本の駅で見るのと同じポスターのようです。イラストはブロに的を絞っての注意喚起のようです。専用袋に完全に収納、自転車の一部がでないようとの案内です。








画像具体的に見てみましょう。確かにこの状態で、自転車を引っ張ると危険で迷惑です。ましてハンドルにバッグが装着されていると不安定で危険度が増します。誠に残念ですが、狭い日本では理解が得がたく?、自粛すべきと思います。









画像わたしはこの状態で注意されます。ブロのサドルは持手兼用で、握りやすいようにサドル下部を加工しています。メーカー推奨の移動方法ですが、サドルの露出が危険と言われるなら、速やかに収納すべきです。造作ないことです。









画像カバーを被せて絞っています。一見すると自転車に見えません。車輪もカバーで覆われて見えません。

JRさんのいう「完全な収納」では車輪が出せず、結果的に転がし輪行ができません。今後、他の自転車と同様な抱きかかえての移動のみです。







画像思うに、車輪が出ていると危険と言うなら、大型トランクや、ショッピングカートの車輪はむき出しです。ハンドルやフレームの飛び出しはもっと危険だと思います。少なくてもブロはカバーで覆われています。(了解を得て撮影しています)








画像試行1

カバーを改造してみました。袋底部は脱着できます。「1枚の」に拘れば、さらに底部を縫い付けます。個人的には車輪が見えない(出さない)「完全な収納」だと思います。※改造品「バージョンⅡ記事はコチラです








画像試行2

「一枚」に拘らなければ、これはどうでしょう?ブロの仕舞寸法ぴったりのキャプテンスタッグの大型収納トートバッグです。これで輪行している力自慢の猛者もいるとか。納まりきらない上部はカバーで覆います。個人的には車輪が見えない(出さない)「専用」かつ「完全な収納」だと思います。





JRさんに質問しました



JR各社、また駅員さんによって考え方が違うと困るので、わたしが輪行しているJR各社の相談窓口で下記の二点を聞きました。 ※敬称略

1.イージーカバー(車体に被せる専用収納袋)は「完全な収納」か、否か?

2.車輪が出せないと結果的に転がし輪行ができない。折りたたみ自転車の機能制限だから、折りたたみ自転車を売る側、買う側に周知が必要では?


JR九州  :「専用の袋に収納」の際には、完全に収納して頂くようお願いいたします。これは弊社のみならず、JRの他社でも共通の取扱いとしておりますとの回答をいただく。1と2は触れられず。


JR四国 :ポスターやちらしの通りで、それ以上でも以下でもありませんとお答えをいただく。1と2は明言(面談時)なし。


JR西日本:「完全な収納」をお願いします。「タイヤやハンドル等と同様、車輪についても自転車の一部が出た状態ではご乗車いただけない」旨、お願いしています。『転がし輪行』が 『車輪を出す』ことを意味することであれば、ご利用いただけないことになるのでご理解ください、との回答をいただく。2は触れられず。


JR東日本:一部本体が露出するようなケースでは、持ち運びをお断りさせていただきます。袋の加工等や袋の買い替え等については、弊社からは判断がつきかねますため、専用の袋に完全に収納できているかどうかでご案内させていただくことになります。お客さまからのご意見が多いマナーを中心に、駅や車内でポスターの掲出や車内放送などを実施するとともに、社員が駅構内や車内を巡回している際など、注意させていただいていますとの回答をいただく


自転車を愛好される皆様が、趣旨をご理解いただき、快適にご趣味を満喫できるよう(JR西日本さまのすばらしい文言です)、輪行する人は目配り気配りをしなければとわたしも思います。



わたしの考え



画像ブロンプトンやBD-1、ダホン等の折りたたみ自転車は折りたたんだ状態で転がすことを前提にして作られた自転車です。ハンドルを引っ張って転がすスタイルは、雑誌やカタログ、ブログ等で見るお馴染みのスタイルです。サドルの他にも、転がしがスムーズにできる工夫がリアキャリアやホイールに施されていますし強度を維持して重量を減らすべく、改良を重ねています。





・自転車や収納袋のメーカーや販社さまに

結果として転がし不可なら、「輪行が断わられる可能性」を明示して販売してもらえたらと思います。せっかくの運用も、広くお知らせしないと「期待した効果」→安全の確保はできません。混乱を招くだけです。意図する、しないは別にして機能を制限するわけですから、説明があってもいいのではないでしょうか?


・現ブロユーザーと購入予定者さんに

私のように「いきなり言われても」対応できないと思います。おりたたみ自転車や収納袋をすでに買った人、これから買おうという人にもアナウンスが欲しいです。ご提案ですが、作製したポスターをブロ等の販売店に貼らしてもらい、購入予定者には作成したちらしの依頼配布が効果的です。転がし目的でブロを買おうと思う人へ注意喚起となります。



追記ー構内の取り扱いについて



自転車の列車内持込は旅客営業規則で取り扱いを制限をされますが、

駅構内での自転車の取り扱いについて、コメントをいただきました。わたしを含め、多くの人が関心ある問題だと思います。JR各社の相談窓口に再度、構内取り扱いを質問させていただきました。回答は(ほぼ)原文のままです。

※各社右の写真イラストは各社HPの自転車関連部分から抜粋。敬称略



画像JR東日本:

列車内に持込をされるにあたって、駅の改札口等で手回り品の持ち込みに関する規定に違反していないか判断をさせていただき、必要に応じて係員が注意喚起をさせていただく場合がございますので、駅構内においても列車内に持ち込む時と同様に収納して、運搬していただきますようお願いいたします。また、駅構内及び車内での手回り品の管理につきましては、お客さま自身で行っていただくことになりますので、他のお客さまにご迷惑とならないようにご配慮くださいますようお願いいたします。今後も、みなさまに愛され、親しまれるJR東日本をめざしてまいりますので、引き続きご愛顧賜りますようよろしくお願い申しあげます。



画像JR西日本:

他のお客様にご迷惑をおかけするおそれがありますので、駅構内でも収納いただくようお願いしております。なお、他のお客様にご迷惑をおかけするおそれがある場合や列車が混雑している場合などは持込みをお断りする場合がございます。何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。JR西日本





画像JR四国 :

車内持ち込みは旅客営業規則により、個々の事象につきましてはその時々の周囲の状況も含め、自転車を愛好されている皆様の良識におまかせするほかないと考えております。どうか列車をご利用の多くのお客様が安全・快適にご旅行いただけますよう、愛好家の皆様のご協力をお願いいたします。引き続き、JR四国をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。




画像JR九州  :

手回り品としての自転車の持込みにつきましては、改札入場時から出場時まで、列車内に持ち込む際と同様に収納し、運搬していただきますようお願いいたします。今後ともJR九州をご愛顧頂きますようよろしくお願いいたします。







駅構内に限らず、公共の場のマナーは最終的には個々の良識に任されているということでしょうか。輪行は当然の「権利」ではなく、他のお客さんの迷惑にならない範囲で許されたサービスです。更なる自転車持込制限を課されないようマナーが向上すればと思います。歴史の浅い日本の輪行制度の歴史的経緯(許可制有料→手荷物料金不要)を振り返り、過去に遡ることが無いようにと思います。色々考えてブログタイトルは敢えて変更しないことにします。感想等あれば、コメント等をお寄せいただければうれしいです。最後になりましたが、本文中の内容に間違いや把握違い等のお叱りがあれば、お教えください。お詫びして訂正いたします。読解力と文章表現能力の無さをいつも反省しています。






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