
岡山県玉野市観光協会がフェリーの発着で賑わう海の玄関口・宇野港周辺を周遊する、お勧めサイクリングコースを紹介しています。そのうち海岸線が美しい東海岸(田井)後閑サイクリングコース(約16Km)を走ってきました。
どうやっていくか?
ののちゃんの街 レンタサイクルで走りました。いしいひさいち氏は玉野の出身で「ののちゃん」は市のイメージキャラクターです。今、宇野港周辺は瀬戸内芸術祭の秋会期中で多くの人で賑わっていますが楽に移動できました。
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↑の「詳細」からGPXのダウンロードとプロフィールマップ、GPSログ解析が見られます。
※サイクリングマップは
ココからダウンロードできます
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産業振興ビル前をスタートです。正面ロビーに入ると宇高連絡船を模型やパネルで紹介するコーナーがあります。瀬戸大橋が開通して25年経過しましたが、かっての宇野港の賑わいを知る人にとっては寂しいかぎりです。

駅東創庫は名前のようにJR宇野駅の東にあります。玉野のアーティスト等が集まり、自主運営する大型倉庫を改装して作ったアトリエ&ギャラリーです。

櫻橋は船が通る時は通行止めになり、橋が持ち上がる跳ね橋です。

玉野競輪場に寄り道します。ギャンブルに縁がなく、初めて来ました。

海沿いを北に向かうと田井みなと公園にでます。公園の池は道を挟んだ海と繋がり海水が入り込みます。人工の砂浜では潮の干満が見れます。

船を見ながらのんびり走っていると、ローディーが対向してきました。ののちゃん号を一瞥するまもなく、走り去りました。ちょっと気恥ずかしい瞬間でした。

塩田の神様の塩釜神社は全国各地に有ります。玉野市でも同様ですが、田井の塩釜神社はうっかりすると見落としてしまうような道路沿いにありました。かって塩田が周囲にあったことを伝えます。

県道74号線を突っきり、滋照院前のバス停がある集落に入ります。案内標識(写真右部分)の前に自転車を置いて、歩いて上りました。真言宗醍醐派のお寺で児島88ヶ所霊場の13番札所です。

海を前にしてCafeが連なる一角がありました。どこもおしゃれで、一人で入るには気恥ずかしい所です。この一角をかってに「Cafe銀座」と命名しました。

西湖寺跡です。このあたりの沖の海が、中国の西湖の景色に似ているところから西湖寺と呼ばれたそうです。この寺の跡に「高心の墓」もあります。高心は南朝の武将です。

田井八幡宮に取って返します。神社に行くため、県道を離れます。二つの鳥居のある参道が劇坂です。お賽銭をあげていると、見ていた宮司さんが「ようお参りいただきました」と言ってお祓いをしてくれました。ラッキー!

県道22号線を横切り、JR田井駅に向かいます。

JR宇野線と県道22号線に挟まれた道路を南下すると歩行者・自転車専用道になります。途中に、トイレ付の公園がありました。

宇野線をまたいでいる県道に出て、玉野市の中心部に向かいます。

「ののちゃんち」は、いしいひさいち氏の原画や、貴重な品々を展示する展覧会場です。週末のみ開館です。

JR宇野駅に帰ってきました。ちなみに自転車をお借りした観光案内所は駅構内にあります。おりしも宇野港周辺は瀬戸内芸術祭で、いるか君もArtしていました。
最後に

レンタサイクル利用で、たまののミュージアム(天満屋ハピータウン玉野店2F)にいくと缶バッチがもらえます。詳細はご確認ください。なお、本文中に不適切な箇所や、間違い等ありましたらお教えください。お詫びして訂正いたします。
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