1900M AR51

画像アルファ・ロメオの完全戦後型モデル、1900のパワートレーンを流用した4WDモデルが1900Mです。1949年の北大西洋条約機構(NATO)軍設立に伴い、1950年にイタリア防衛省が行なった、軍および警察用多目的車両の入札参加のために開発されました。1900Mの“M”はMilitare(ミリターレ=軍)の頭文字です。第二次大戦中に世界の戦場で活躍したアメリカのジープの影響を受けたシャシー/ボディに、1900用の直列4気筒DOHC(!)1884ccエンジンをロードクイアランスを稼ぐためドライサンプ化して搭載、副変速機付トランスミッションを介して通常は後2輪、またはトランスファーレバーの作動で4輪を駆動します。写真は、progettoK製のALFALOMEOAR51"MATTA"STRADALE OPEN1951です。



1900Mは“51年式偵察車両”として正式採用されたことから、“AR(Autovettura da Ricognizione=偵察車両)51”と名付けられ、翌1952年までに1921台が生産されます。また翌年には民生用モデルのAR52も追加され、こちらは154台が造られた。ちなみに、このモデルが一般的に“マッタ(Matta=狂った、常軌を逸したの意)”と呼ばれたのは、『どこでも走る』と大々的に歌われた当時の広告コピーが原因とも言われています。



アルファロメオに関心があり、かつミニタリー嗜好の方(そんな人がいるでしょうか?)にぴったりの車ではあります。











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