四国自動車博物館

画像四国自動車博物館にALFA ROMEOを見に行ってきました。アバルト、アルファロメオ、ランチアなどの欧米のレーシングカーやラリーカーを中心に、国産車トヨタ2000GT、モーターサイクルではホンダCR93、RCB481Aなど当時のエポックメーキングなコレクションが二輪、四輪あわせて約70台展示されています。1990年に地域活性化を目的に大豊町で開館しましたが、2001年12月 に現在の所在地である高知県香南市野市町に再オープンしています。アルファロメオの展示は5車種です。訪館時に写真撮影と、ブログ掲載の了解をいただきました ※当記事は、2020年2月に記載内容の見直しを行いました。



画像AlfaRomo155V6TI
DTM(Deutsche Tourenwagen Misterschaft)は、ONS(ドイツナショナルモータースポーツ協会)が1984年に始めたツーリングカーレースシリーズです。FIAが主催していたETC(ヨーロッパツーリングカー選手権)は、グループA規定で排気量によるクラス分けがおこなわれていたのに対し、DTMでは排気量は関係なく、すべてのマシンに総合優勝のチャンスを与えたことが特徴であった。また、ETCは耐久レースに近かったのに対し、DTMではスプリントレースを基本にすることで、大排気量のマシンと小排気量のマシンがまったく同じ土俵で優勝を争う刺激的なレースであった。(四国自動車博物館の注釈)
激しいバトルでF1と並ぶ程の人気を誇ったDTMの155 V6 TIは155 GTAを基本に開発された4WDモデルで420psを発生する2.5リッターV6エンジン搭載のハイテクマシンです。



1993_Alfaromeo155VV6TIDTMSiegerN,larin.jpgミニカーでは二人の元F1ドライバーが駆ける、♯7のナニーニ車、♯8のラリーニ車ともに多くのミニカーメーカーがDTMラインアップに加えています。写真はミニチャンプスのAlfa Romeo 155 DTM1993-Sieger N・Larini ♯8です。








画像ALFA ROMEO GTA1300 Junior Gr.5 MONZEGLIO
GTA1300ジュニアは1.3リットルクラスのツーリング・カー・レースを制覇するためにつくられたマシンである。アルミ・ボディに1,290ccのツインプラグ・ツインカムエンジンを搭載。1968年から1972年の間に生産された総数は447台。その内の300台はレース用のコルサ・モデルとして誕生した。四国自動車博物館に展示されているマシンはグループ5のレーシング・バージョンである。1970年代初頭、セミ・ワークス的存在だったモンゼリオのチューニングによる。(四国自動車博物館の注釈から)



画像右の写真はミニチャンプスのアルファロメオ GTA 1300 ジュニア ハマラ 1972 です。1972年10月、スペイン・マドリッドのJarama(ハラマ)サーキットで開催されたJarama 4 hoursレースに出場したAutodeltaチームの1台です。 総合7位、クラス3位に入賞しました。ジュリア・スプリントから、コルサ仕様で拡大されたワイドフェンダー、サイド出しのマフラーが迫力有る姿を再現しています。



画像ALFA ROMEO Giulietta Spider VELOCE
第二次世界大戦後、量産車メーカーに転じたアルファロメオは、1950年に登場させた1900で大成功しますが、1954年により小型でスポーティな1.3Lのジュリエッタをに登場させます。ジュリエッタはまずベルトーネによるクーペ ボディのスプリントが登場しました。次にベルリーナが1955年に登場しました。ホイールベースは スプリントと同じですが、全長と全高を大きくして5人乗りとしました。スパイダーはピニンファリーナのデザインによる2座のオープンカーで、1955年に発表されました。性能的にはスプリントと同じでしたが、比較的安価でピニンファリーナ製の美しいオープンカーが買えるとあって人気がありました。ジュリエッタ シリーズには他にも、スプリント SS(クーペの高性能版)、スプリント ザガート(レース仕様車)、などのボディ形式がありました。。四国自動車博物館のジウリエッタ・スパイダー・ヴェローチェは1962年型です。
※第二世代(116系)、第三世代と区別するため、初代は(750系・101系)と呼ばれます。


delpradoGiulietta.jpgデルプラドのAlfa Romeo Giulietta Spider 1/43 です。Giulietta Spider VELOCEを出しているミニカーメーカーはあまり多くありません。










1989_alfaromeoSZ~spark.jpgALFA ROMEO ES30 (New SZ)
アルファロメオは1989年のサロン・アンテルナショナル・ド・ロトで、小型セダン「75」をベースにフィアット、ザガードとの3社による共同で開発したコンセプトモデル「ES-30」を発表、そして同年に市販バージョンとなる2シーター・スポーツクーペ「SZ」(Sprint Zagato)がリリースされました。当時,1000万近い価格で、総生産台数は1,036台(内36台がプロト)です。ちなみにその後、スパイダー(RZ)が350台生産されています。曲線的で流麗なプロポーションを持っていた初代SZから一転し、エッジを効かせたアクの強いフォルムを備えており、「イル・モストロ(怪物)」と仇名されました。上の写真は、スパークの1989_alfaromeoSZ(Red)です。


1992_alfaRomeoRZ~spark.jpgALFA ROMEO SZ、RZのミニカーは意外とあります。右の写真はスパークの1992_alfaRomeoRZ(Yellow)です。











tz2.jpgAlfa Romeo Giulia TZ2
Alfa Romeo Giulia TZ (別名Alfa Romeo TZまたはTubolare Zagato )は、1963年から1967年にかけてAlfa Romeoが製造したスポーツカーおよびレーシングカーです。様々なレースの1300ccクラスをGiuliettaSZで戦ったアルファロメオですが、ひと回り大きい1600ccのジュリアが誕生すると、コンペティション・ユース主体の顧客の中からもSZより一層高性能な車への要求が高まり、その声に答えて誕生しました。TZを極限までチューンしたのがTZ2です。TZ2はTZ1と異なり市販されることはなく、ワークスカーとしてすべてアウトデルタの管理下に置かれました。



画像ALFA ROMEO GiuliaTZ1
レーシングカーが市販スポーツカーとして混在していた1960年代前半、アルファロメオの直列4気筒エンジンと高剛性鋼管フレームに、カロッツェリア・ザガードの流麗なアルミボディが与えられたマシンが誕生した。それがアルファロメオ・ジウリア TZ である。上の写真は四国自動車博物館に展示されていたTZ1(旧展示車)です。





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