モントリオール

画像アルファロメオモントリオールは、1967年モントリオールの万国博覧会に出展されたことからこの名が付いたアルファロメオのGTカーです。これはアルファロメオ・ジュリアの1600ccのエンジンと車台を使用する2+2クーペで、ボディーがベルトーネのマルチェロ・ガンディーニによって設計されています。1964年に発表されたデザインモデル・カングーロの影響が散見されるともいわれています。量産車は1970年のジュネーブモーターショーで発表されました。



ちなみにモントリオールの次に万博が開かれたのが大阪で1970年のことです。日本を覆いつくした空前のスーパーカーブームが起こったのが1970年代の始めの頃のことであり、高度成長期もそろそろ終わりに差し掛かかろうかという頃の話です。モントリオールがスーパーカーとして扱われたこともあったようです。当時を知らない世代の方も増えていますが、懐かしく思いだす人も多いのではないでしょうか?写真はPMAのalfaromeomontreal1973年です。



搭載されたエンジンはGiulia系の4気筒DOHCではなく、Tipo33のV8エンジンをデチューンしたものを実用性を高めるため、フロントに搭載していますが200hp/6500rpmの出力を誇り、最高速度は220km/h以上に達していました。当時の量産アルファロメオでは最速を誇っていました。アルファ・ロメオのV8エンジンを味わえるのは、現実的にはこのモントリオールだけなので、ヒストリックアルファの中でもこのモントリオールには特別なものがあります。1968年から1973年までの間に3,700台が生産されましたが、日本には当時の正規ディーラーであった伊藤忠モータースが10台輸入したといわれています。当時サラリーマンの平均初任給が4万円程度だった頃に770万円のプライスタグをつけていました。






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