主夫とキウイハズバンド

画像家事や育児に協力的で、家事に協力的どころかむしろ一家の家事育児をこなす中心人物で、ときには「主夫」であるニュージーランド人の夫をキウイハズバンドと呼ぶそうです。(ニュージランドの歩き方)。
日本でも時には「主夫」になって家事に従事する夫なら家事に理解あるやさしいだんなさんとして褒められはしても、嫌われませんが、「あそこのご主人はいつも家にいるけど仕事をしているのか?」とか「ご主人が家事?」とかご近所から言われ始めると妻は体裁が悪いし、いらぬ気を使って肩身が狭いのではないでしょうか?また、「主夫」の役割が「主婦」と同じくらいに社会的に認知されていない日本では、夫は夫で好奇の目で見られることが多いと思います。

「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」では、主夫(しゅふ、ハウス・ハズバンド、英訳:house husband, house man)は、家事・育児などを担当する夫のこと。主婦に対置して用いられる言葉であり、家事を専業とする場合、妻が専業主婦と言うのに対し、夫の場合は専業主夫という。日本では、1990年代に主夫のライフスタイルが一般に知られるようになった。規模については、国勢調査によると、配偶者のいる男性のうち、20 - 59歳、「家事のほか仕事をしている」または「仕事に就いておらず家事をしている」者の人数は以下のとおりとなっている。
*国勢調査( 2005年)によると
o 「家事のほか仕事をしている」    約3万人
o 「仕事に就いておらず家事をしている」約2万1千人
この数字の根拠は国政調査のアンケート回答なのかとと思いますが、はたして客観的な数字なのか疑問です。わたしの実感としては少なすぎると思うのですが・・・。経済不況による失業者の増加や価値観の多様化した、高齢化した社会での役割分担の見直し等々進んでいる現在、いかにも少なく感じます。

専業主夫なら「主夫」の認識を持てると思いますが、「家事のほか外で仕事をしている」男性fが家事を分担していても「主夫」の認識を持たない人が多いのではないかと思います。夫は「主夫」という言葉に、仕事に就いていない人、稼ぎのない人、家でだらだらしている人とか負のイメージを強く感じると、「主夫」であることに抵抗を感じてしまいます。わたしだけかもしれませんが・・・。そもそも「外で働ける人で仕事に就いていない人」は「失業者」と思われかねず、はなはな不本意です。なんらかの事情で働く場所がたまたま、家庭内であり、仕事として家事や育児を分担しているだけなのですが。妻と共に「家族のため」に働くわけですから「主夫」の立場がもっと社会的に認められてもいいと思うのですが・・・。偏見は、逆差別を生み出すのではと思います。

また、妻は妻で、本来の家事の役割分担は「主婦」だと思っている(思われている)のに「だんなに家事を押し付けて「主夫」に甘んじさせていると思われるれる不安や恐れがあれば肩身が狭く感じる、体裁が悪いと思うのではないでしょうか?

この不景気な経済状況の中、不本意ながら、給与所得者でなくなるときがあると思いますが、「自分は家事をなにもしない」と言い放つ君主のような夫でない限りは手が空いているものが家事をあたりまえにする「主夫」状態なのです。主夫は主婦同様に家族のためにできる家事・育児などを担当して働くわけですから少しも恥ずかしいわけでもありません。まして家族の犠牲になったわけでもありません。妻は、たまたま、家事に従事してくれる「主夫」がいるので「主婦業」を任せているだけで、手があけば時にはやさしく「主夫」の手伝いをしてくれるはずです。(家事はできたらしたくないという妻もいるとは思いますが・・・)

「主夫」の概念は国によって大きく違います。日本では世間に固定した言葉とは言いがたいと思います。しかし、単純に割り切って、家事の楽しみを主婦に独占させないで「主婦の楽しみ」を主夫として謳歌すればいいのです。ただ、「主夫」の負のイメージはいやなので「ハウス・ハズバンド」とか「キウイハズバンド」と気取ってみたいと思います。

毎日の夕食のメニューをなににするか悩みますが、料理がおいしくできたときはうれしいです。アイロンがけも慣れれば手早く終わります。犬の散歩も欠かせません。キウイハズバンドもけっこうたいへんです。

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